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『ラバウル温泉遊撃隊』

先日ご案内を致しました山崎まゆみさんから『ラバウル温泉遊撃隊』のご案内メールを頂きました。

2009年7月17日発売
『ラバウル温泉遊撃隊』(新潮社)
(新潮社のHP内の本の紹介はこちらのサイトです
 http://www.shinchosha.co.jp/books/sokuho/)

本書は、第2次世界大戦中にラバウルの奥地でゲリラ活動をしていた陸軍228連隊“温泉遊撃隊”の温泉遊撃隊長の聞き取りをしたノンフィクションです。

2000年からアジア各地の温泉を訪ね歩いていたわたしは、「第2次世界大戦中に日本兵がアジア各地の温泉に浸かっては、温泉に入る習慣のなかったアジアの人達に温泉の素晴らしさを伝えていた」という、”日本人は温泉伝道師であった”という事実を知りました。
その後も、大戦中に日本兵が温泉に入っていた話を調べていくと、ラバウル小唄で知られるあのラバウルでは、「花吹温泉」「宇奈月温泉」といった日本の温泉名をつけて温泉に入っていたことがわかり、大戦中に温泉に入っていたという元日本兵の聞き取りを始めました。

ですが、もう高齢になり、「足が痛くて、もうラバウルへは行けない」というラバウルを懐かしがる元日本兵の代わりに、私自身がジャングルの奥地に湧く宇奈月温泉へ行き、60年以上も時を経て、今、どうなっているのか、ということを探索してきた冒険記です。

戦時中に温泉に入るとは、日本人は筋金入りの温泉好きです。そして、日本人にとって温泉との関わりはとても深いものです。本書は、そうした「日本人と温泉」を紐解くカギになるのではないかと思っております。(以上山崎まゆみさんからのメール)

書店にて是非、お買い求め下さい!

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