第5回きもの文化検定終了!
本日「第5回きもの文化検定」の1級を受験しました。恥ずかしながら昨年に続いて2回目です。
とは言え、前回の1級試験合格率は3%。あの司法試験より難関だそうです。流行りの「検定モノ」の中でもかなりの狭き門では?
さて、今年から新潟会場がなくなり、東京の大妻女子大学に行ってきました。勉強期間一ヶ月、満を持しての受験です。
が、今年もかなり難しい問題がありました。
「四月一日」、何という苗字かわかりますか?
「鞠挟」なんていう家紋、めったに見ません。
「大和和紀」、知る人ぞ知る名前では?男性はこの話、なかなか読みませんよ!
「近江八景」や「友禅中興の祖」なんかは完全に盲点をつかれてしまいました。※試験の出題者、「八景」好きですね。昨年も別の切り口で出題されました。
また、問題自体が間違いと思われるようなもの(問14)や、意味不明なもの(問6・問34)もかなりあったように思います。こういう悪問は意外に効いてきます。
写真が添付されていた問題がいくつかありましたが、状況がよくわかりません。答えがいくつかあると思われるものも。
1級試験は文言を答えるだけに、うる覚えは命取に。微妙な間違いがいくつかあります。
更に冷静に見ると5問くらいわかっていたり、わかるはずのものを間違えていて、こういうケアレスミスはとても悔しいですね。特に1点2点が大切ですから。
加えて書き直して間違ったものも!
直感を信じろ!
これは受験の鉄則ですね。他の情報が頭に入り込むうちに迷いを生みます。迷いは間違いにつながります。
逆に、小千谷縮と越後上布の「ユネスコ世界文化遺産」に関わる問題は、予想通り出題されていました。新潟県人、ここは流石に押さえました。
果たし結果は如何か?
昨年は即不合格とわかりました。
今年は何とか滑り込み合格したいです。
※18日には正解が発表されます。
※1級受験された方の感想を「コメント」にお願いします!喜びの声、落胆の怒り。是非、お聞きしたいのです。
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1級には範囲が無いので、私にはやはり無理かも・・・
第1問目から?でした。
去年と同じく、冷静になれば判るのにというボンミスもあって、2級ほぼ100点が嘘みたい。
がっかり!
投稿: ひーふぅ | 2010年10月18日 (月) 00時56分
「ひーふぅ」さん。コメントありがとうございます。
私も1問目?でした。「今年こそ!」と思って最初から挫けると、冷静さを失いますよね。
捨てている問題があるだけに、凡ミスの1点・2点の失点は大きいです。
「対策講座」私は受講していませんが、受けても合格につながらないとか???
自己採点の結果、教えて下さい!
投稿: 伴治郎 | 2010年10月18日 (月) 08時59分
私も2回目の1級。今、解答速見て自己採点。ぎりぎりかな。去年はあまりの合格者少なさのためか採点が大甘だった感がありましたが、今年はどうなるかで合否が分かれるかも・・・去年も今年も対策セミナー一泊して受けました。去年はセミナー受けたかいのない試験内容でしたが、今年のセミナーは・・・もしかして事前に講師は試験内容知っていたのかなと思えるふしが多々あります。はっきり言って何問かはずばり出題されていました。セミナーでは触れられなかったけど、「繧繝」は美しいキモノの付録のい着物用語集に出ていて要チェックしていたのに、「匂い」と書いてしまい悔しいです
投稿: yuki | 2010年10月18日 (月) 13時53分
「YUKI」さん、コメントありがとうございます!
私も「匂い」にしてしまいました。残念です。
問14の「古代エジプト」と「キリスト教」の文脈はどうしても納得いかないので、事務局にメールしてしまいました。
採点、甘めだといいのですが・・。
投稿: 伴治郎 | 2010年10月18日 (月) 14時25分