一週間が経ちました
東北関東巨大地震から一週間が経ちました。
「春の吉美展」の準備の日、お客様へ案内状をお届けした「伴治郎」への帰り道。午後2時46分、JR原宿駅前を通過し、千駄ヶ谷小学校の交差点近くで、大きな揺れを感じました。いつも見慣れた国立競技場方向の景色が、異様な感じに振れていました。
揺れが落ち着いた頃に動き始め、「伴治郎」に到着、建物などの安全を確認し、情報収集を致しました。
夕方、会場である京王プラザホテルに向かいましたが、約2時間かかりました。先程、揺れを感じた千駄ヶ谷小学校前交差点まで、約1時間、地震直後は2分で移動した道のりです。
京王プラザのロビーや会場のグレースルームは多くの人で溢れていました。帰宅の手段を失った人たちです。小さなお子さんもいました。
その後、ロビーやグレースルームにいた人たちは、ホテルが用意した暖かい部屋に移り、グレースルームでは午後3時くらいから会場設営が始まりました。
そんななか、未明には長野県北部を震源とする地震が発生。「新潟県十日町市 震度6弱」というニュースがながれました。
十日町市を襲った、中越地震・中越沖地震に続く3度目の大きな地震です。心配な事態が続きます。
余震の続く明け方6時からは、商品を陳列し始め、予定通りの9時30分には開場することができました。
そして、2日間の展示会を多くのお客様の応援と、困難を乗り越えた多くのスタッフの協力で、終えることができました。
被災された方々には本当に長く辛い一週間だったと思います。
そして、時間の経過とともに被害の状況が悲劇的な数字とともに報じられています。
福島原発など、またまだ不安な状況が続きます。
そんな中で、やれることをやっていきたい。
明日は、長野県北部地震で被災した栄村の避難所へ炊き出しに行ってきます。
そして、これからも「伴治郎」は、「きもの」という「誇りある日本文化」を通じて、お客様に貢献して参りたい、と思います。
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今回の地震は家がきしむほどの激しい揺れの中、急いで息子をおんぶし、座敷犬と一緒に布団を被って祈ってました!
今日、やっとチョロチョロと水が出始めました~
普段の平凡な生活がいかに幸せかわかったような気がします。
投稿: すみれ♪ | 2011年3月19日 (土) 20時59分
すみれ♪様
ご無事で何よりでした。
生活、不便なことも多いかと思います。
1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
投稿: 伴治郎 | 2011年3月20日 (日) 09時36分