フォト

最近のトラックバック

« 久しぶりの京都と名取裕子さん | トップページ | おとぎの国美術館 »

『不味い!』

なんでこんなに面白い本にもっと早く出逢わなかったのだろう?

京都に行く時にたまたま目に入った本のタイトルは、ずばり、『不味い!』。

著者はあの、「味覚人飛行物体」の異名を持つ醗酵学者・小泉武夫氏。

本は平成15年に醗酵、でなく発行され、17年には文庫になったようです。

著者も語っていますが、世の中には「美味い」ものを語ったものは数々あれど、「不味い」ものについて綴ったものは、あまりみかけません。

「しかし、美味しいものというのは、逆説的に考えれば不味いものがあるからこそ、それに対比して語られるのであって、そう考えると、不味いものの存在は、実は味覚文化の中に在っては大切なことのひとつと言えなくもないのである。」という考えは、正鵠を射ています。

本の中には、世の中の「不味いもの」が、これでもか、と出てきますが、小泉氏は「不味いもの」を3種類に大別しています。

①料理に使う材料や料理人の技量によって不味くなるもの
②美味いものが、環境や条件により不味くなるもの
③食べる人の心理状況により不味くなるもの
のようです。

甘い・辛い・酸っぱい・渋い・苦い、それとうま味の六味に匂いや歯ごたえ、手応えなどがそれを構成するみたいですが、やはり「匂い」は大きいみたいです。

ひるがえって、我が呉服業界。
「美味い」・「不味い」ということはありませんが、やはり店舗には、それに近い評価概念があるかもしれません。

お客様に、ご満足頂けますよう、先程の①②③に該当するようなことを反省し、日々精進して参りますが、更なるご満足のために、お気付きのことなどがございました時は、いつでもお申し付け下さいませ。

« 久しぶりの京都と名取裕子さん | トップページ | おとぎの国美術館 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

小泉先生の(食)を描いたエッセイ。

日経にロングランで掲載されていたとき、

必ず読んでました。

一刀両断。痛快なエッセイ。

ときには、お腹の皮がよじれるほど笑いました。

当店も、スタンダードな味を提供できるよう、がんばります!

松村ひろみ様
いつもコメント、ありがとうございます。
お店の「コンパニオンスパゲティ」は、他にないオリジナルメニュー。
検索サイトで調べても、お店だけですね。

オンリーワンメニューとして、広がるといいですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『不味い!』:

« 久しぶりの京都と名取裕子さん | トップページ | おとぎの国美術館 »