きもの文化検定1級問題と『源氏物語』巻四「玉鬘」
先日「きもの文化検定」についてコメントを頂きましたひろりん様から、今回は『源氏物語』の巻四「玉鬘」 から出題されると聞きましたので、流し読みをしてみました。
以前、「伴治郎」 で田中優子先生から『源氏物語』を解説して頂きました時に、こちらの瀬戸内寂聴版『源氏物語』を使用したので、ここからの出題は助かります。
今までの傾向からいえば、やはり出題の可能性が高いのは、P235以降の衣裳贈りの場面でしょうか?
特にP237の「紅梅の模様がくっきりと・・・」 以下P238「心づもりなのでした。」までの部分。
色目に関する言葉や「小袿」「掻練」「御召料」「下襲」「表着」などが出題されやすいように思います。
今までとがらりと傾向がかわり、「石清水八幡宮」(写真 今年の夏に参詣した際に撮影したものです。)や「初瀬」などの言葉(P198) などの地名や神社仏閣の名前が出題されることもあるのでしょうか。
ただ、「玉鬘」のハイライトといえばこの衣裳贈りのシーンで、最後のしおりにも「いかにも六条の院の栄華がしのばれて華やかで豪奢である。」とありますし、出題確率は高いのではないでしょうか。出題者がよほど変わり者か意地悪でなければ、まず間違いないと思います。
試験はいよいよ来週ですね。頑張って下さい!
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