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伝統的工芸品指定30周年「十日町明石ちぢみ」③


「十日町明石ちぢみ」と「十日町絣」が伝統的工芸品指定され、今年は30周年を迎えます。

以前も「十日町明石ちぢみ」について何回かにわけて記事を掲載致しましたが、改めて伝統的工芸品「十日町明石ちぢみ」をご紹介致します。今回は「十日町明石ちぢみ」の特徴です。

「十日町明石ちぢみ」の特色

 「十日町明石ちぢみ」の特色は、強撚糸の緯糸にあります。八丁撚糸機により、27デニール(大正時代の「十日町明石ちぢみ」は14デニールを使用していました)の糸に1mあたり約4,000回の撚りをかけています。

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※八丁撚糸機

「強撚糸だから、かすかな不純物が混ざっているだけで、まっすぐな時にはわからないような汚れや不純物が短くなり、濃くなってしまいます。ですから、繭の最初や最後の方の糸は使わず、真ん中の、不純物の少ない最高級の糸を原料にしないと明石ちぢみは作れません。」(吉澤織物の伝統工芸士)

そして、糸染め・絣・巻き・織りなどそれぞれの工程においても薄物ゆえに、通常の織物以上の技術や集中力・責任感が要求されています。

このように最高級の糸に高度な撚糸技術を加え、職人のプライドをかけた繊細で緻密な幾つもの工程を経ることによって「蝉の翅」とも呼ばれ、十日町小唄に「着たら放せぬ味の良さ」と唄われる、「十日町明石ちぢみ」ならではの清涼感あふれる着心地が生まれるのです。

この「十日町明石ちぢみ」は、戦争中の統制経済を経て、戦後十日町においても生産数がほとんどない時期がありましたが、平成10年に吉澤織物が限定復刻し、大正・昭和の女性をおおいに魅了した高級夏着尺を現代のきものファンに紹介致しました。

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復刻生産された「十日町明石ちぢみ」は、平成の女性たちにも支持され、縮布の前掛地を生産していた三代目吉澤与市以来の100年以上の伝統の技を駆使し、吉澤織物の工場で「明石ちぢみ」・「明石上布」・「筬波明石」の3タイプが年間約400反生産されており、夏のお洒落きものとして人気を博しています。

伝統的工芸品30周年を迎える「十日町明石ちぢみ」を産地メーカー直販価格で購入できる記念イベントを下記のように開催致します。

案内状をご希望の方は、

①住所

②お名前

③ご連絡先・電話番号

をご記入の上、メール(info@banjiro.com)にてお申し込み下さいませ。

【伝統的工芸品「十日町明石ちぢみ」&ゆかたコレクション2013】

日時:平成25年6月5日(水)~9日(日)

    午前10時~午後6時30分(5日は正午から、9日は午後5時まで)

会場:ブリッジにいがた(東京都中央区日本橋室町1-6-5 だいし東京ビル1F 03-3243-2840)

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