坂井希久子著『若旦那のひざまくら』④
その後立地は、明治神宮前駅徒歩8分。ラフォーレから明治通りを北上し、右へ折れる分岐点の一階路面店と決まり・・・。
原宿にオープン予定の直営店は、板倉織物にちなんで「KURA」という店名に決まる。
店内は土蔵をイメージした漆喰塗りで、ライティングには凝る。
コンセプトは「洗練」。
洗練された「目利き」の店。
価格の適正化はもちろん、それ以上に消費者に訴えないといけない。
洋服とは違い「流行」と少し離れた着物に求められるのは、特別感。
小説上の「KURA」の場所は「伴治郎」と至近。
「伴治郎」は、吉澤織物初代の吉澤伴治郎から名前を頂き、店名が決まりました。
そして店内は「織物」をイメージし、特殊な紙で、「織物」をイメージした壁紙を作り、長年お付き合い頂いている近所の電気屋さんが驚くような電球を使うほど、ライティングにはこだわりました。
そして、店のコンセプトは「目利き」!
「伴治郎」も適正なメーカー直販価格を提示しています。
また、吉澤織物では普段の流通にあげない、特別なお着物も取り扱っています。
共通点が多くあり、驚きます!
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