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富岡製糸場

富岡製糸場、国宝に!!

(※2008年6月に撮影した写真)

ユネスコ世界遺産に登録された「富岡製糸場」の建物3棟(繰糸所・東置繭所・西置繭所) が、国宝に指定されることになりました!!

現在「富岡製糸場」は国指定重要文化財となっていますが、今後は「国宝」となり、その文化的価値が高まります。

ユネスコ世界遺産登録後多くの観光客が押し寄せているようですが、ますます人気が高まりそうです。

「富岡製糸場」と周辺の絹産業遺産群が、世界遺産に登録されました!

「富岡製糸場」と周辺の絹産業遺産群が、本日、世界遺産に登録されました!

世界遺産に登録されたのは
①富岡製糸場 フランスの技術を導入した日本初の本格的製糸工場
②田島弥平旧宅 瓦屋根に換気設備を取り付けた近代養蚕農家の原型
③高山社跡 日本の近代養蚕法の標準「清温育」を開発した場
④荒船風穴 自然の冷気を利用した日本最大規模の蚕種貯蔵施設
です。

GW前に、「世界遺産登録へ!」というニュースが流れ、富岡製糸場は連日賑わっているようです。
明治の先達に習い、日本の絹産業振興に「伴治郎」もなお一層の努力をしていかなければ!

皆様の応援、宜しくお願い申し上げます。

それまでほとんど売れなかった「蚕のチョコ」が、人気爆発。品切れ状態とも聞いています。

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「富岡製糸場」と絹産業遺産群、世界遺産へ!

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日本の近代工業発祥の地とも言える「富岡製糸場」と周辺の絹産業遺産群が、6月には世界遺産に登録されることになりました!

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着物業界においても、久々の明るい話題です。

 

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しかしながら現状では、国産の絹糸はとても少なく、輸入生糸に頼っているのが現状です。

「伴治郎」(株式会社きものアイ)は、そんな中で、「国産の繭・生糸は、国内の生産量が極めて少なくなり、このままでは消滅が危惧される段階に至っています。そこで蚕糸・絹業の維持・発展を図るため、絹製品の生産・販売に携わる関係者が一体となってグループを形成し、活動しています。繭・生糸、絹織物等の生産関係者、問屋・小売店等の流通関係者が手をとりあい、魅力ある純国産絹製品をつくることが本グループ活動のねらいです。」という養蚕・絹業提携グループ全国連絡協議会に賛同し、いち早く純国産絹製品取扱い店=純国産絹マーク使用許諾者(表示登録番号008−01)に認定されています。

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「伴治郎」店頭では

繭生産:茨城県南地区養蚕農家

製糸:碓氷製糸農協

製織:三共織物工場

染色:小林染工場

制作企画:株式会社丸上

の純国産絹糸を使用したオリジナル色無地(八掛付)を特別価格140,000円(税抜)で販売致しております。

詳しくはinfo@banjiro.comまでお問い合わせください。

 

 

富岡製糸場に行ってきました

碓井製糸農業協同組合さんの工場見学の後、国指定重要文化財でユネスコ世界遺産暫定登録リストに登載されている「富岡製糸場」を見てきました。

「富国強兵・殖産興業」のスローガンの下、明治5年10月に操業を始めた官営模範工場として歴史の教科書でもお馴染みの工場です。まさに近代日本の産業はこの地から始まったわけです。頂きましたパンフレットによりますと①必要な繭が確保できる②広い土地が用意でき、町民の同意があった③製糸に必要な水の確保ができる④燃料の石炭が近くの高崎でとれる、という理由から富岡での建設が決まったそうです。フランス人のポール・ブリューナが建設を指導し、フランスから技術者を連れてきました。

こちらの工場で働いた工女さんはこの工場で器械製糸を学び、地元に戻ってから指導的な立場で働くことを期待されていました。

明治26年に三井家へ払い下げられ、35年には原合名会社、そして昭和14年に片倉製糸紡績会社へと渡りましたが、昭和62年3月に操業を停止致しました。

富岡製糸場

本日の日本経済新聞に、イギリスのマイルズ・オグリソープさんが講演の中で富岡製糸場を「タイムカプセルのように当時の姿が残されている。」と評価した、という記事が掲載されていました。
同新聞によりますと、富岡製糸場と絹産業遺産群は昨年の1月にユネスコに提出する世界遺産登録の国内候補を載せた「暫定リスト」に入った、とのこと。
近代日本産業の礎ともいえる官営模範工場・富岡製糸場がユネスコの世界遺産に登録されるのは着物業界にとっても明るい話題です。頑張って下さい!